クロス 補聴器 との出会い

毎週上司Bと カウンセリング を続ける中で「秋山(私)自身の努力」と「 職場 の理解」だけでは限界や双方の負担増大が見えて来ました。
上司Bと二人で対策相談を進め色々な方法を探る中で、 片耳難聴 をカバーできる「 クロス 補聴器 」と云う物を知ったのです。

◆ クロス 補聴器 を付けた時の感動

1週間の貸出があり、体験して検討した後に、購入するという流れでした。
補聴器 の機能の細かな調整もできるのですが、まずは標準の状態で付けました。

「わっ!!」店員さんの声と店内のBGMの音の輪郭がハッキリと聴こえている事がわかりました。

普段なら、
「きぃこえはぁどぅうですぅかぁ」と聞こえていたはずのものが、
「きこえはどうですか」とハッキリと聞こえました。

視力でいうとメガネをかけて、人の顔や景色の輪郭がハッキリする感じに似ているだろうな、と思いました。

次に、店員さんが私の聞こえない耳の方(右側)に立ちさらに2m位離れたところから、声をかけて下さいました。
今までは、聞こえない右耳側からの声に対して、顔ごと聞こえる左耳を音のする方に向けていたのですが、聞こえない右耳側からの声に対し、顔を向けてなくても、聞こえた感覚は産まれて初めてで、とても、新鮮でした。
今までに無い感覚だったので、少しこそばゆい感じもありました。

以前に 聴力 検査をした時に、「カ」トウさんと「サ」トウさんの音の区別がしづらいという結果があったので、その場の係の方にお願いをして、「カ」トウさんと「サ」トウさんを言ってもらいました。
子音の部分を抜いて「ァトウさん」はよりハッキリと聞こえ、「カ」と「サ」の音の違いもわかるようになりました。

クロス 補聴器 を付ける前と後での聞こえの違い

クロス 補聴器 のお店の方々はとても丁寧な対応をして下さいました。
私が、クロス 補聴器 を使用するにあたって、使用頻度、室外か室内か、室内でどの位の距離で会話をするかなど、とても細かく丁寧に聞いて下さいました。
また、経済面を考慮して、クロス 補聴器 のグレードと機能についても細かく説明があった上で、私にあったグレードを勧めて下さいました。
購入後も、補聴器 の微調整や手入れのチェックなど、今もしっかり見てもらっています。